
ではFLでもっとも基本的な部分の
ステップシーケンサーについて説明します。
ステップシーケンサーは音を自由に読み込んで
それを並べてリズムを構築するという機能があります。
赤丸で囲んであるところを右クリックし、Load Sampleを押すと
自分の好きな場所に保存したwavデータもしくはmp3データを
読み込んで入力出来るようになります。
その際Open sound files(s)というウィンドウが開きますが
ウィンドウ下にあるFavoritesのところの+の旗印を押すと
表示しているフォルダを次からアクセスしやすく出来ます。
つまりいちいちPC上をくまなく移動しなくても
お気に入りのフォルダに音源があるんだーって出来ます。

で、読み込んだら次はサンプラーというのが出ます。
そこの左上にPAN VOL PITCHとありますが
PAN=パン…音の左右
VOL=ボリューム…音量
PITCH=ピッチ…音の高低
を設定できます。
PITCHについてはとなりの2となっている部分をドラッグで
上下するとピッチの上下幅の範囲を広げることが出来るので
より音の高低を過激に変えることが出来ます。
次はSMP INS FUNC というところです。
SMPの説明は後ほど行いたいと思うので、INSを説明します。

INSでは音のエンベロープを設定することが出来ます。
エンベロープとは音がいつ鳴り始め、どこで鳴り終わるかのことです。
音のエンベロープを変えるには、INSのあとVOLがチェックされている状態にします。
そこでDEL ATT HOLD DEC SUS RELとありますが
DEL=ディレイ…音が鳴り始めるのをどれだけ遅くするか
ATT=アタック…音の鳴り始めを強くするか、やわらかくするか
HOLD=ホールド…音の最大音量が鳴る時間を決めます(徐行運転みたいな)
DEC=ディケイ…音の衰退を決める、また鳴り終わりも決められる
SUS=サスティン…ディケイの後の音量保持
(※DECで音を消し去った場合、SUSとRELは設定の意味がなくなる)
REL=リリース…鳴り終わった音がどこまで残響音を残すか(余韻)
シンセサイザーをいじった人はADSRという言葉を知ってるかもしれませんが
FLではHOLDというパラメータをもちいることでDECとかSUSに影響を与えてます。
正直SUSは使いづらいし、ここではDECがSUSの効果も設定によって得られますので
そんなに使わなくてもいいし、使いたいときに使ってください。

ADSLで考えた場合、音のイメージは上の図です。
左から右にかけて音の流れを表しています。
ちなみにFLのHOLDはATTACKとDECAYの間に入るパラメータになります。
ドラムのワンショットとかなどを編集するときは
あまりにも音の長さが短いので音がすぐ終わってしまいますが
ATTACKやHOLD、DECAYなどで音の鳴り方を細かく設定することも出来ます。

次は、3oscというFL独自のシンセサイザーです。
シンセサイザーの音の鳴り方は、先ほどと同じINSで設定できます。
ここでは音色はどう設定するのかを説明したいと思います。
oscとはオシレーターといって音の構成要素となる部分です。
これが1つだと1つの波形を扱った音になるので、シンプルです。
これが3つだと、3つの波形を足した音になるので、複雑です。
3oscというのは、3つオシレーターを扱えるから3oscなのです。
音はもともといろいろな波形を混ぜて出来ているのですが
その中でここで使えるの波形は左から順番に
SINE=サイン波
TRIANGLE=トライアングル波
SQUARE=スクウェア波
SAW=ソウ(ノコギリ)波
PULSE=パルス(矩形)波
NOISE=ノイズ
?=自分のオリジナル波形を読み込む
があります。
これらの音を自由に混ぜることが出来ます。
さて、パラメーターの解説を続けたいと思います。
OSCの下にINVという文字がありますが、これはインバーターと言って
これを押すと波形を上下ひっくり返した音がなるようになります。
1oscで鳴らすとわかりづらいですが、2oscや3oscの場合で使うと
波形の混ざり方が微妙に変化するのでまた違った表情をつけられます。
次にSP SDです。
SPはSTEREO PHASEといって、音の位相を変えられます。
位相とは音の位置に関してなんですけど、俺も詳しくはわかりません。w
とりあえず鳴らしてみれば、音が微妙に左右にボヤけたようになるのがわかります。
SDはSTEREO DETUNEといって、よくあるサイバートランスとかで使う音が得られるような
つまり、ピッチの微妙な変化をつけることが出来ます。
最後にVOL PAN CRS FINEです。
VOLとPANはすでに説明したので省略します。
CRSはCOARSE TUNINGEといって、チューニングが出来ます。
これをずらしてやると和音を構成することが出来ます。
FINEはFINE TUNINGといって、幅が高低半音までのチューニングが出来ます。
同じ音の高さの同じ波形にFINEをかけると、微妙に音がコーラスがかったように聴こえます。
長かったですが、頑張っていじりたおしてマスターしてください!
わかりづらかったらコメントしてくださいね。
あとHELPでも同じこと書いてあるから、読みながらやるのも良いです。
英語版だったら、英語の勉強にもなるのでさらにお得!